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2005年05月25日

ロングテールを追いかけろ

アクセスログを見ていると、気付くことがあります。それは、検索されたキーワードの中でビッグワードの比率はそこまで高くなく、逆にその他の部分では1%以下のキーワードがたくさん並んでいるということです。

これは昨年秋頃から話題になっている「ロングテール」が、SEMの世界でも現れているということになります。

ロングテールとは、なんでしょうか。これはいわゆる「ニッチマーケティング」の考え方です。

当初のITビジネスは、たくさんの人が要望している事柄に対してサービスが成り立ってきました。しかし現在では、ユーザーの細かい要望を拾っていくだけでも大きな市場があります。例えば、CDショップで売れているのはランキングに入っているようなCDばかりではありません。多種多様のCDが並び、多種多様のCDが売れています。売上枚数の多い方からグラフにしてみると、そのグラフはゆるやかに減っていくのではなく、あるところで急降下し、その後猫のしっぽのように細く長く伸び始めます。これが、ロングテールの正体です。

そのあまりにも長いしっぽをうまく取り込むことができれば、胴体と同じかそれ以上のお客さんを誘導することが可能になるため、現在、非常に注目されています。

さて、これをSEMの世界に置き換えると、検索キーワードがそれにあたります。ビックワードで上位表示しているけれど、とりのがしているような感じがするのはそのせいです。

現在、たった1語で検索する人は減少傾向にあります。自分の欲するものをなるべく少ない検索回数で見つけるために、限定するようなキーワードをどんどん追加して検索します。結果、ビッグワードのみで上位表示しているサイトが、ある単語を含まないせいで充分見込み客となりうるユーザーを逃してしまいます。

ビッグワードで上位表示していれば安心という大ざっぱな戦略では捉えられなくなってきているというのがSEMの現状です。逆に、SEO、リスティング広告に取り組む際、ロングテールを意識することでもっと効果的なプロモーションができるようになるのです。