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2005年11月30日

YディレクトリのPVは2割減

Yahooインパクト後、Yahoo!Japan のディレクトリのPVは2割減少したが、ロボット検索のPVは1割増加した。
結果、Yahoo!検索全体のPVは約1割増となった。

ネットレイティングス株式会社代表の萩原雅之氏は以下のようにコメントした。

日本ではリニューアル後も、『Yahoo!カテゴリとの一致』表示を残したことで、ディレクトリのページビューを2割減程度に抑えている。
一方、より多くのページが利用されるロボット検索に移行したことで、『Yahoo!検索』全体としては広告収入増につながる総ページビュー数の増加にも成功したといえる。

Yahoo!検索の表示切替の理由って、「ディレクトリ管理にかかる人件費」の削除と「ページビュー数(広告収入)」の増加が目的だったのでしょうか。
(やはり、ビジネスエクスプレスよりもスポンサーサイトに力が入っている?)

それにしても、ディレクトリのPVは意外と減っていないですね。
私の把握している中で、「Yahooからのアクセスが8割減」になったサイトもあったのですが、"『Yahoo!カテゴリとの一致』表示を残したことでページビューを2割減程度に抑えている。" とあるので同じ登録サイトでもクリックされる傾向が全然変わっているということでしょうか……。

参照 ヤフー、検索表示変更で利用者動向が変化--ネットレイティングス

2005年11月28日

ヒースロー空港にGoogleの新製品テストスペースが開設

ロンドンのヒースロー空港に「Google Space」がオープンした。このコンピュータブースが並んだカフェスタイルの空間は、同社が実在の世界に作った初めての施設で、利用者を楽しませるほか、Googleの新製品テストの場としても利用される。ヒースロー空港のターミナル1に設けられたGoogle Spaceには、SamsungのノートPC10台が用意されている。 - CNET

2年ほど前だったでしょうか、日本では品川駅にGoogleカフェができたことがありました。
あれは一方的なGoogle検索のプロモーションという意味合いが大きかったかと思いますが、ヒースロー空港のこれはGoogleの検索以外のもっとたくさんのサービスを、ビジネスパーソンに試してもらうということのほかに、サービスに対するフィードバックを直接受けるという意味もあります。

Googleのサービスというと技術者やいわゆるオタクに好まれるような部分が露出していたためにYahoo!にとって代われるような、老若男女に好まれるものにはなりえないと予測していましたが、CNETによると駅や病院にもGoogle Spaceを開設する予定もあるとかないとか。

現在、検索だけをとってみても日本ではYahoo!ユーザーが半数以上のシェアを占めており、特にネット初心者や家庭からのアクセスを見るとその割合は高まると言われていますが、将来的にはGoogleがもっとそのようなユーザーに近づいていき、ポータルとしてのYahoo!を脅かす存在になるという展開も充分考えられますね。

2005年11月25日

CJIC Autumn 2005 レポート

先日、CNET主催のカンファレンスに参加しました。
「CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn -次世代ウェブの検索サービスを探る-」というものです。
簡単ですが概要をレポートしたいと思います。


「電話では3分だったやりとりが、メッセンジャーだと10分。」 - 米Microsoft デリック・コーネル氏
今後はウェブサイトに訪れてもらったことの他に、どれくらい滞在してもらったかということを気にしなければならなくなる。
こう数字を出されると、コミュニケーションを取る時間自体が増えているのかなぁと感じますね。


「10の青いリンクからの成長」 - 米Ask Jeeves ダニエル・リード氏
ユーザーが欲しているものに対する答えを出すためには、10個のリンクでは不充分なのではないだろうか、という見解ですね。
その為にAskでは一発検索や専門検索に力を入れていきたいそうだ。


「ここにいらっしゃる方々の中には
 携帯で検索なんて、使う人いるの?と思っている方が大半だと思います」
- モバイル検索のパネルディスカッションにて

それもそのはず、現状でモバイル検索のメインユーザーは10代後半の学生たちなのだそうです。

パネリストはgoo、BIGLOBE、MSN、Yahoo!、ライブドア、infoseekのみなさん。
モバイルといったらこういう面子になるんですね。

iモードなど携帯を使ってインターネットのようなことをするのは今はじまったことでは全くないのはご存じの通りですが
ここ最近盛り上がってきている大きな理由として、パケット定額制が導入され始めていることが挙げらます。

属性としては10代後半が大きな割合を占めており、特徴的なのは女性が比較的多く、夜中の1時2時のアクセスが多いということ。
検索ワードはエンターテインメント系が多く、人名、映画名などピンポイントのものが目立っているそうだ。

今後のモバイル検索の課題としては、検索結果の精度が挙げられた。
PC向けのサイトと比べてページやサイト全体のボリュームが小さいので関連性の重み付けが難しいのと
リンク構造が確立されていないのでPageRankのようなものが使えないというのが問題とか。
精度を上げるの、難しそうですね。

今後携帯コンテンツとして発展していくのは、
PCが活躍できない場面で利用されるサービスだろうということで

・路線、地図との連携
・移動中などのひまつぶし

などが挙げられた。


「ビジネスエクスプレスを利用することでSEOに効果が」 - ヤフー 井上俊一氏

Yahoo!カテゴリーは12月にリニューアル予定とのこと。
履歴を出したり、YSTを利用して人気度調査し、それを表示の順序に反映させるようです。

「サーチはいつまでもBeta」
人々の欲求は常に変わっていくから、検索結果も常に改善していていかなければならない。
しかし改善の結果をどのように評価しているのか?
その基準となるのが「RCFPT」。

Relevancy 関連性
Comprehensiveness 網羅性
Freshness 新鮮度
Presentation 使いやすさ
Trust 信頼

今の検索に足りないものとして
ディスカバリー・リカバリーを補助したいという希望があるそうだ。
ディスカバリー(発見)を補うものとして関連検索ワードの表示はすでに行われている。
リカバリー(回復)を補うものとしては、検索履歴のようなものをやっていきたいとのこと。
また、インデクスやランキングに関するフィードバックをもっと受けたいそうだ。

今後の流れとしてこんなこともお話ししていた。
ヘッドコンテンツから、テールコンテンツへ。
PV・UUから、滞在時間・満足度へ。
Sticknessから、シンジケーションへ。
大きな広告媒体から、Small Publisherへ。


「検索サイトではみな、自分の欲しいものを書いたプラカードを持って歩いている」 - オーバーチュア 泉浩人氏

インターネットが普及して、情報の量が爆発的に増えたことによって、マスが小さくなっていっている。
ナノマーケティングを制するものがオーバーチュアを制す!というような内容でした。


「NTTのgooになります」 - NTTレゾナント 国枝学氏

gooの運営会社は名前も位置的なものも時代とともに変わってきましたが、とうとう運営会社が直属になりますね。

「AIDMA から AISCEAS」

Attention 注意
Interest 興味
Search 検索
Comparison 比較
Examination 検討
Action 購買
Share 共有 

口コミに代表される、比較・シェアという文化がネットでの消費行動の大きな特徴と言えますね。
gooは、ユーザーの欲望・消費に関するソリューションを全て提供していきたいそうだ。


「疑問を感じたら、テレパシーで答えが返ってくるような世界を」 - Google

ラリーペイジはいつもこう言っているそうだ。
「誰かが何かを疑問に思ったとき、世界中の知識の中からの答えを一瞬にしてテレパシーで送るような世界を作りたい」と。
「これを実現するのはすごく難しいのかもしれませんが」と、インターナショナルプロダクトマネージャーのアンジェラ・リー氏。
グーグルは約110カ国語に対応しているのだそうだ。

その中には何千人しか使っていないような言語もあるそうで
「Translate Volunteer」と呼ばれる多数のボランティアの方々が働いているそうだ。
集会の場では、「このスラングはどうやって訳したらいいかなぁ?」などと相談し合ってるとのこと。

つまり、これからのGoogleは、言語の壁を取り除くこと、つまりは機械翻訳の強化に力を注ぎたいそうだ。

また、linuxがオープンソースじゃなかったらGoogleは生まれていなかったかも。という話もあった。
なのでGoogleは、優れたソースを公開している機関に寄付をしているそうです。


以上、駆け足でしたが
全てが一人一人にマッチするものへ変化していくのかなという動きと
携帯に対するモチベーションを感じた一日でした。

詳しくは、こちら
CNET
www watch - CNETカンファレンスレポート

2005年11月22日

起き上がれるか Google Analytics

Googleがウェブ分析サービスを無料化し、「Google Analytics」として提供を始めたが、予想以上の需要によりサービスが一時、ほとんど機能していない状態になってしまった。

このウェブ解析サービスは、元々はUrchinのサービスで月200ドルで提供されていた。
無料化はUrchinの既存ユーザーにも適応されたが、それによって既存ユーザーもサービスが使えない状態になってしまったのだから既存ユーザーが怒らないはずがない。
今までのログが消えてしまったユーザーも居るという。

11月22日現在、「Google Analytics」は公開当初に比べたらずっと良くなっているが、ログは丸1~2日以上遅れている。
新規申し込み(サインアップ)は一時的に中止されている。
既にアカウントを登録してある場合は普通に利用することができるが、新規にプロファイルを作成しサイトを登録することはできない。

051122analytics.gif

ブログを考察

ブログシステムを利用したウェブサイトを制作した場合、どのような経緯でトラフィックが発生するのか、またその流れについて考えてみました。

ブログシステムを使うことでRSSフィードと呼ばれる「情報を更新しました」と通知が出来るフォーマットが簡単に作成できます。これはRSSリーダーという専用のソフトウェアを利用することで受信が可能です。

ブログシステムを使ってウェブサイトに更新や記事の追加をした場合、初めに受け取るトラフィックはRSSリーダーを利用して購読しているユーザー層がもっとも多いということが出来ます。

その次にSBS(ソーシャルブックマークサービス)を利用したトラフィックが期待できます。SBSとはユーザーの登録しているブックマークを他のユーザーが閲覧出来るというサービスで、気になるあの人のお気に入りサイト、尊敬しているあの人のお気に入りサイトなどユーザーはある目的を持ってSBSを利用しています。

次に期待が持てるのがSBSで閲覧した情報を他のユーザーが自身のウェブサイトで紹介するという口コミからのトラフィックです。ユーザが気になった情報を自身のウェブサイトで公開といった流れが考えられます。

最後に考えられるのが検索エンジンです。いわゆるブログ検索と呼ばれるものではなく、GoogleやYSTなどロボット型検索エンジンと呼ばれる検索エンジンからのトラフィックが期待できます。ブログシステムを利用することにより、定期的な更新や文章が主なコンテンツ内容、セマンティックウェブな文書構造など様々な面で検索エンジンに評価されるべき要素を含んだコンテンツを作成することが出来ます。

以上の4つの要素をまとめると

  1. RSSからのトラフィック
  2. SBSからのトラフィック
  3. 個人ウェブサイトによる口コミからのトラフィック
  4. 検索エンジンからのトラフィック

という4つの要素でトラフィックが期待できるためますます注目されるツールとなりそうです。

2005年11月17日

Googleサイトマップ sitemap.xmlの作り方

※Google サイトマップについてはこちらのエントリーをご参照下さい。

Google Sitemapsの日本語版がリリース


【大枠】
--------------------------------------------
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<urlset xmlns="http://www.google.com/schemas/sitemap/0.84">

<URLの数だけ繰り返し>

</urlset>
--------------------------------------------
※繰り返しの部分以外は基本的に書き換えない。

【<URLの数だけ繰り返し>の部分】
--------------------------------------------
<url>
<loc>http://example.com/</loc>
<priority>1.0</priority>
<changefreq>always</changefreq>
<lastmod>2005-11-17T12:34:56Z</lastmod>
</url>
--------------------------------------------
※locタグについては内容を書き換える。
※その他タグについては基本は不要。内容を必要に応じて書き換えて記述。

これを記したものをsitemap.xmlとして保存し、Googleに送信。


【locタグ定義】

■定義
URL(必須)

■制約
値は2048文字以下でなければならない。

■例
<loc>http://www.seo-service.net/sem-mag/</loc>


priorityタグ定義

■定義
優先度(任意)

■制約
このタグの値は0.0と1.0の間です。
0.0はサイト内で最も優先度の低いページ、
1.0はサイト内で最も優先度の高いページとなります。
相対的な値のため、全てを1.0に指定しても意味がありません。

■例
<priority>1.0</priority>


【changefreqタグ定義】

■定義
更新頻度(任意)

■制約
有効な値は
"always"(常時)
"hourly"(毎時)
"daily"(毎日)
"weekly"(毎週)
"monthly"(毎月)
"yearly"(毎年)
"never"(不変)

"always"値はアクセスごとに変わる文書を示すために使われます。
"never"値は、保存用URLを記述するために使われます。

■例
<changefreq>always</changefreq>


【lastmodタグ定義】

■定義
最終更新日(任意)

■制約
(1) 年のみ
YYYY(例:2001)
(2) 年月
YYYY-MM(例:2001-08)
(3) 年月日
YYYY-MM-DD(例:2001-08-02)
(4) 年月日および時分
YYYY-MM-DDThh:mmTZD(例:2001-08-02T10:45+09:00)
(5) 年月日および時分秒
YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD(例:2001-08-02T10:45:23+09:00)
(6) 年月日および時分秒および小数部分
YYYY-MM-DDThh:mm:ss.sTZD(例:2001-08-02T10:45:23.5+09:00)

一般に使われるようにYMDがそれぞれ年月日、
hmsがそれぞれ時分秒を表す数字を意味します。
小数点以下の秒を表記するばあい、桁数に制限はありません。
TZDはタイムゾーンを示す部分で、
UTC(協定世界時=グリニッジ標準時)との時差を+09:00などとして示すか、
UTCで表記していることを示す Z を記述します。
また、年月日と時分秒はアルファベットの T で区切ります。

■例
<lastmod>2005-11-17T12:34:56Z</lastmod>

Google Sitemapsの日本語版がリリース

17日、Google Sitemapsの日本語版「Google サイトマップ」がリリースされた。

検索エンジンはロボットを使って世界中のページの情報を集めている。リンクを辿ってページを渡り歩くことから、”スパイダー(クモ)”とも呼ばれる。しかしそんなスパイダーたちが辿るのをいやがるページがある。それは、動的に作られたページである。

いやがる理由は2つだ。1つは、動的サイトはパラメータを変えることで同じようなページをいくつも生成することができ、これらのページを取り込むことは検索エンジンにとっては意味をなさないものであるから。もう1つは、動的ページの中には読み込みが遅いものがあるので大量のページを一気に取り込もうとするとサーバーに負荷をかけてしまうことを懸念しているから。

URLの中に「?」や「id=」などの文字が入っているとスパイダーはそれを動的なページと認識し、そのようなURLを持つページからの動的なサイトへのリンクは辿ることが殆どない。

しかしGoogleは、彼らが見つけることのないページの中にもユーザーにとって役に立つページがあると判断したのであろう。「Google サイトマップ」ではスパイダーに「取り込んで欲しいページ」を教えることができる。

そしてさらに、指定したサイトの中でどれくらいページの取り込みが進んでいるのか、どんなページでエラーが出ているのか、といった情報も教えてくれる。

大規模な動的サイトを運営しているウェブサイトでは、是非導入をご検討頂けるとよいかと思われます。

Google サイトマップ
※ご利用にはGoogleのアカウントが必要です。新規作成はこちらから。


参考として、Googleに渡さなければならない「取り込んで欲しいページリスト」の作り方を載せておきます。
Googleサイトマップ sitemap.xmlの作り方