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2006年03月07日

Movable Type やはり流行り

Movable Typeはいまやウェブサイトを構築する上で1つの手段となっている。
ウェブ上から容易に更新できる上様々な機能を兼ね備えている。

うまく利用すれば、制作、運用上のコストを省くことが出来、また、その更新の容易性からウェブサイトの価値を引き上げることが出来る。

RSS配信といった機能からコメント・トラックバックといったコミュニケーションの手段を兼ね備えいうまでもない便利ツールなのだ。

ただ1つ不便だったのは構築する際にある程度の知識が必要となる。
僕がシックス・アパートの人だったら本を出すより構築用のツールを開発するし一人の制作者としてあれば利用したいと思っている。制作スピードは上がりよりクリエイティブでハイクォリティなものが出来上がることは間違いないからだ。

今回ポストしたのはアドビがそのMovable Type構築用プラグインを無償提供したというのがきっかけ。
いまやValidな(X)HTMLが当たり前になってきてオーサリングソフトによって下手な解釈されるくらいだったらテキストエディタで。なんて原点回帰のような流れがちらほら見受けられる中、この辺で1つユーザの求めている機能を投下したのはグッジョブではないでしょうか?

これでどうなるか考えてみたらブログテンプレが一気に増えそうな予感。

ダウンロードページはこちら

2006年01月31日

LISMO - LISTEN MOBILE SERVICE - について

いつの間にか前のエントリから10日間も空けてしまった。。。
その間に発表されたauのLISMOが気になったのでポスト。

今、デジタルミュージックプレーヤといったらiPod というくらい圧倒的に指示されているappleのiPodだけど、今回のauのLISMOはなかなか良いところまでいくのではないでしょうか?

基本的にiPod×iTunesのように、曲管理をプレーヤとPC用管理ソフト(au Music Port)をつなげることによって行う。そして、iTunesにも劣らない高機能な曲管理ソフト(au Music Port)はもちろん無料で提供する。

僕が上手くいくかな?と思ったのは

1. ケータイはいまやほとんどの人が持っている。
2. ケータイという「携帯電話」+「他機能」といったサービスが続々と誕生して受け入れらている。
3. ケータイから着メロをダウンロードなど携帯電話+課金システムがスムーズに出来る。
4. 「うたとも」というソーシャル的なコミュニティの提供。他人のレコメンドを見て購買意欲が増す。
5. なによりもiPodに劣らない、宣伝のかっこよさ(かわいさ)。

さらに携帯電話のキャリアを巻き込んでのサービスとなるため今まで各キャリアごとに異なっていたプレーヤの仕様などを統一することも出来る。これはユーザにとっては気持ちいいものになると思う。

と書いてみたもののiPodユーザ、そしてdocomoユーザの僕にはしばらく関係のなさそうな出来事です:)

2006年01月27日

ライブドアの粉飾決算を予想していたブロガーはいたのか

ウェブ検索とブログ検索の大きな違いの1つに、並び順がある。
ウェブ検索が関連性を重視するのに比べ、ブログ検索では投稿時間の新しいものから順に並ぶものが多い。これは同じ検索エンジンでも、それを使うユーザーが求めている情報の種類が異なることによる。ブログ検索を使うユーザーは新しい情報を求めている場合が多いのである。
でも逆に、過去のある一日に最新だった情報を探したいと思ったことはないでしょうか?
ブログ検索では、それが可能です。

例えば、ライブドアに粉飾決算の疑いがかかった後、本件に関するブログ記事はものすごい量に膨れあがった。しかし強制捜査が入る前にライブドアの粉飾決算を予想していたブロガーはどれくらいいたのだろうか?
日付を指定して検索できるライブドアのブログ検索で、昨年に書かれたブログの中から「ライブドア 粉飾」を検索してみると、少ないが出てきた。
ヒットしたのはある会計士さんのブログ。ライブドアは決算書を見ただけでは優秀な会社だ、という内容のエントリーだが、こんなコメントがついていた。「ライブドアの決算書は粉飾まがいと切り捨てる会計士さんもいます」。会計士さんの中にはある程度予想されている方が多かったのかもしれないですね。

検索エンジンはTravelling Without Movingだなぁとよく思うのですが、記事に必ずタイムスタンプが押されるという特性を持ったブログの検索エンジンはタイムマシンなんですよね。そう思うとブログとウェブサイトは全く違うもののような気がしませんか。
ブログがいつまで続くかは分かりませんが、記事に時間の情報を付帯させていく考え方は続いていったらいいなぁと思います。
そのうち私のブログを私の孫が読んだり、孫の孫が読んだりするのでしょう。そう思うとわくわくしますよねえ。

2006年01月23日

ミリオンダラーホームページの広告枠が完売

イギリスの大学生が立ち上げたミリオンダラーホームページの広告枠が全て完売となりました。
はじめたのが9月くらいだから約4ヶ月で1億円の売上。

ミリオンダラーホームページとはイギリスの大学生が学費などを稼ぐ目的で立ち上げた広告スペース用ホームページ。1pxを1ドルの計算で100pxから販売する。 100pxは縦横10pxで計算したときに1文字くらいの大きさ。

斬新なアイデアで瞬く間に広がりわずか4ヶ月で億万長者の仲間入り。

ミリオンダラーホームページ
http://www.milliondollarhomepage.com/

2006年01月17日

ニワンゴβオープン!

2ちゃんねるのヒロユキ氏が取締役を勤めるニワンゴがニワンゴβをオープンしました。

米google のgoogle mobile searchに先を越されてしまったけど、機能説明ページで解説されている、「また、質問の回答とは別にもう一通メールが届くことがあります。」という機能がどれだけユーザのハートをキャッチできるかが鍵かなと思います。

2006年01月11日

2006年はよりパーソナルとソーシャルが際立ちそうだ 「ソーシャルサーチ編」

去年の11月くらいにヤフーがYahoo!検索の方向性を発表した際にこれまでのウェブサーチ、バーチカルサーチからパーソナルサーチ、ソーシャルサーチへ転換していくと発表した。

パーソナルサーチは今までのWebサーチにはない、一度訪れたウェブサイトを保存出来たりと個々にあわせるといったものだ。

ソーシャルサーチは知人や同僚などとの知識の共有やユーザによってタギング(分類)された情報を見つけるといったものだ。

そんなヤフーの方向性からも分かるとおり、現在のウェブサービスにはパーソナライズやソーシャルといった2つのテーマで研ぎ澄まされたサービスが注目を浴びている。

ソーシャルサーチであるWinkも副題にPowered by Peopleと銘うってdel.icio.us、Digg、Yahoo! MyWebなどのユーザーによってタギングされたウェブサイトを検索できるサービスを提供している。

このスタイルは一定のコミュニティを必要とするが、現在主流のロボット型検索とはまた違った醍醐味を味わうことが出来るのではないかと考える。

現在のウェブ検索を行った際に不当に順位を上げているウェブサイト多々見ることがある。それはあるウェブサイトを上位に表示するために作られたキーワードを羅列しただけのウェブサイトや、膨大な数のアフィリエイトのリンクを掲載したウェブサイトなど数えればキリがない。

ソーシャルサーチではこのようなウェブサイトは一掃できるのではないかと考える。また、コミュニティにはマニアックで詳しい情報、情報元を知っているユーザがたくさんいる場合がある。なにより人の手によって良いとされているウェブサイトが結果として反映されるわけなので信頼がもてるケースが増えると言える。

今後、ユーザによってタギングされたウェブサイトが増えれば、より良い情報により早く到達できるのはソーシャルサーチかもしれない。

2005年12月27日

2005年 年間検索ランキングとkizasi.jp

12月に入り、流行語大賞、プロレス界では年間ベストバウトの発表など2005年を締めくくる催しが行われています。

そんなこんなで検索エンジン界というか主要な検索エンジンを提供する各社が続々と年間検索ランキングを発表。

各社が提供する検索キーワードのランキングは様々なことが読み取れる。たとえば急上昇ランキングを見ればいままではそんなに検索されなかったが今年になって話題になったもの、今年生まれ、ユーザに活用されたサービスなど流行の兆しが見て取れる。

インターネット業界で言えば今年はやったSNS関連が非常に大きな割合を占めるようだ。SNSはユーザ同士の結びつきやアイデンティティの共有などが出来るコミュニティサービスでユーザ間でサイトを盛り上げていくというのが以前のウェブサービスにはなく現在、爆発的に流行っている。

日本のSNSの代表格はmixiでもちろん僕も参加し、友人などとのコミュニケーションとしてまたユーザの口コミなどに耳を傾ける。

というように検索エンジンの検索ランキングにはそのときの流行や兆しが瞬時に読み取ることが出来るのだ。

そんな各社が提供した年間ランキングを発表した矢先、kizasi.jpは約15万というブログを自動で解析してどんな話題が取り上げられているかというのを探る試みを始めた。

自動で解析することで10分ごとにランキングとして結果をはじき出す。
今までのランキングは集計、発表というプロセスに時間がかかっていたまた時間も必要とされていたということが言えるが、kizasi.jpでいえばその10分間に何が流行っている、関心があるといったことが瞬時に分かることが出来る。

その10分間に流行った小さな流行を大きな流行へとかえるプラットフォームになればkizasi.jpの威力は増大することでしょう。

2005年12月20日

Google モバイル検索メール BETA 開始

google_mobile.gif

先日、2ちゃんねるの管理人のひろゆき氏が取締りをつとめるニワンゴが携帯メールを使った検索サービスを提供すると発表したばかりであるが(参考:ニワンゴのモバイルサーチ戦略)、今回、Googleが携帯電話向け検索サービス、「モバイル検索メール BETA」 開始した。

携帯電話のメールの本文に検索したいキーワードを書いてg@google.jpに送信すると、検索結果がメールで送られてくる。

また、様々なgoogleの検索サービスと連携が出来、例えば題名に「ろ」又は「ロ」と入力してメールを送ればお店などを検索出来るローカル検索結果が返ってくる。

デモはこちら

2005年12月12日

ビデオ共有サービス Grouper を見てみました。

Grouperはオンライン ユーザから投稿されたビデオを他のユーザが共有できるサービスを提供している。
また、Grouperに投稿されたビデオはビデオiPodやPSPなどのポータブル ビデオプレイヤーへの取り込みを非常に簡単に行うことができる。

Grouperの提供しているサービスはテキスト、画像、映像と進化するコミュニケーションの幅をさらに加速するものとしての可能性を大いに秘めている。

例えばお気に入りのビデオを集めてはiPodやPSPなどのポータブル ビデオプレイヤー取り込み、友人と見せ合ったり、愛しいあの人の動画を常にポケットに入れて持ち歩くことが出来る。

一番驚いたのがGrouperへアクセスしたった2クリックで非常にすばらしいビデオへとたどり着いた。
主に投稿されているビデオは外国のものが多いが、日本語以外の言語は全くといっていいほど理解できない自分でも大いに楽しむことが出来る。
これはビデオならではの醍醐味でもある。

ビデオiPodやPSPといったハードの普及とPCからのビデオデータ転送がお手軽るという追い風を受けこれから要チェックなコミュニケーション手段と言える。

2クリックのビデオはこちら
Grouper のトップはこちら

2005年12月02日

ニワンゴのモバイルサーチ戦略

2ちゃんねるの管理人の西村博之氏が取締役を務めるニワンゴのモバイルサーチでの事業戦略が明らかになりました。

ニワンゴの提供するモバイルサーチはウェブブラウザを必要としない、メールでのやり取りで行う。実際には、ユーザが検索したい単語をメールにて送信。その後自動返信ですぐに検索結果が返ってくるという仕組み。

ここでポイントとなるのが、メールでのやり取りというのが斬新ですばらしいのではないか?ということ。

現在、携帯電話でインターネットをしているユーザのうちウェブサイトを閲覧しているユーザは62%だという。それに比べ、メールを利用しているユーザは92%とインターネットを利用しているほとんどのユーザがメールを利用していることになる。
さらにこれは憶測ですがウェブサイトの閲覧もメールも利用しているユーザのなかであってもメールの利用率の方が多いと思われる。

また、メールでのやり取りはインターネット初心者の方であっても、「検索したいワードをメールするんだよ」と教えてあげれば、割とシンプルに受け入れてくれるのではないでしょうか?この感覚は物忘れした時に友人「あれなんだっけ?」とメールしている感覚に近い。

モバイルサービスは出来るだけシンプルがいい。
検索対象となるワードもはじめはあらかじめ設定した辞書、乗換案内、天気、地図、ニュース、小説などのワードとなるため、検索結果のクォリティは高いものを提供できるのではないかと思っています。

また、検索にヒットしないキーワードであった場合、生協の白石さんライクな検索結果がかえってくるようなことも開発中とのこと。

2005年11月22日

ブログを考察

ブログシステムを利用したウェブサイトを制作した場合、どのような経緯でトラフィックが発生するのか、またその流れについて考えてみました。

ブログシステムを使うことでRSSフィードと呼ばれる「情報を更新しました」と通知が出来るフォーマットが簡単に作成できます。これはRSSリーダーという専用のソフトウェアを利用することで受信が可能です。

ブログシステムを使ってウェブサイトに更新や記事の追加をした場合、初めに受け取るトラフィックはRSSリーダーを利用して購読しているユーザー層がもっとも多いということが出来ます。

その次にSBS(ソーシャルブックマークサービス)を利用したトラフィックが期待できます。SBSとはユーザーの登録しているブックマークを他のユーザーが閲覧出来るというサービスで、気になるあの人のお気に入りサイト、尊敬しているあの人のお気に入りサイトなどユーザーはある目的を持ってSBSを利用しています。

次に期待が持てるのがSBSで閲覧した情報を他のユーザーが自身のウェブサイトで紹介するという口コミからのトラフィックです。ユーザが気になった情報を自身のウェブサイトで公開といった流れが考えられます。

最後に考えられるのが検索エンジンです。いわゆるブログ検索と呼ばれるものではなく、GoogleやYSTなどロボット型検索エンジンと呼ばれる検索エンジンからのトラフィックが期待できます。ブログシステムを利用することにより、定期的な更新や文章が主なコンテンツ内容、セマンティックウェブな文書構造など様々な面で検索エンジンに評価されるべき要素を含んだコンテンツを作成することが出来ます。

以上の4つの要素をまとめると

  1. RSSからのトラフィック
  2. SBSからのトラフィック
  3. 個人ウェブサイトによる口コミからのトラフィック
  4. 検索エンジンからのトラフィック

という4つの要素でトラフィックが期待できるためますます注目されるツールとなりそうです。

2005年11月14日

2.0な企業 Google がアクセス解析ソフトを無料提供

WEB2.0というキーワードの代表格であるGoogle が アクセス解析ソフト「Google Analytics」を無料提供を開始しました。

ウェブマーケティングを行う上で必須ともいえるアクセス解析ソフトですが、有料であったり、サーバ環境に依存してしまったりと何かと一般的なユーザー、個人でウェブサービスを行っている人にはなかなかハードルの高かったアクセス解析ソフトですが、今回無料提供を行うことで環境を選ばず自身のウェブサイトを分析することが出来るようになります。

これはGoogle Analyticsを利用することでウェブマスターは以下のようなことを知ることが出来ます。

  1. サイトを閲覧する顧客にとって魅力的なキーワード
  2. メール・キャンペーンの効果測定
  3. ユーザのウェブサイトの滞在時間を延ばすためのサイト設計

などなど。

今回こんなすばらしいツールを無料提供したというコンセプトにGoogleのすばらしいところが垣間見えます。

  1. 無料提供することでアクセス解析ソフトを利用をするウェブマスターが増える。
  2. その情報を分析することによって使いやすいサイト、魅力的なサイトへビルドアップするウェブサイトが増える。
  3. 使いやすいサイト、魅力的なサイトが増えることによりユーザがハッピーになる。

Google Analytics

2005年09月09日

医者リストより、たった一人の名医を。

最近、人気のキーワードはセレクト要素の含まれるものへ転換しているような気がする。

「医者」から「名医」
「ラーメン」から「うまいラーメン」
「カフェ」から「おしゃれなカフェ」へ

これは「タウンページが検索できるようになって便利だなぁ」と思っていた頃にはまだなかった現象と言える。ブログの影響で、ウェブ上には形容詞つきの業種名がたくさん見られるようになったのが原因だろう。タウンページは、赤坂にはケーキやさんは何軒あって店名と住所はこれ、ということは教えてくれるが、赤坂にある「しろたえ」のチーズケーキは安いのにおいしいということは教えてくれない。
そしてこれは、ショッピングサイトにも言えることだ。

例えば賃貸住宅の情報サイトはごまんとある。殆どの大手不動産会社のウェブサイトで物件が探せるようになった。便利な時代になったものだ。しかし私が次部屋を借りるときお世話になるのは物件数では完敗の「東京R不動産」かも、と思っている。

忙しい社会人にとって、「情報を網羅」系のウェブサイトは非常に疲れるものなのだ。なぜか? 本当のことを知るためには実際見に行かなければならないし、意を決して見に行っても全然よくない物件かもしれないからだ。そんな経験が一度でもあると、条件で絞り込み、間取り図を見たところで、「過度の期待をしないように」なのか分からないが、引越後の具体的なイメージがわいてこないのである。

しかし東京R不動産が紹介している物件は、私がまだ引越資金を貯め始めてもいないのに頻繁に訪問してしまうほどの魅力がある。なぜかというと物件をすでに選んでくれていて、その選び方が私にとてもしっくり来ているからなのだ。マンションの屋上にぽつんと建てられた日当たりの良いワンルームだったり、家の前に置かれた自販機と兄弟のように見えるかわいらしい一軒家だったり。どの物件も私の想像力を豊かにしてくれる。

つまりこれは、節約できる時間と、物件を選ぶセンスを売っているのではないだろうか。

ネット上には、もうすでに、モノが氾濫している。
しかし、スーパーマーケットでの買い物のようにすぐに手にして確かめることはできなくとも、「このリンゴ、すごく甘そう! 」とわくわくして購入したいものだし、良いものを購入したいという思いが消えることはない。

たくさん見せる時代から、厳選したものを紹介するという時代になっていってるんじゃないかなぁと感じる。私のようにあまり時間のない、迷える現代人のためにも、そのようなサイトが増えること強く望みます。

2005年05月25日

ロングテールを追いかけろ

アクセスログを見ていると、気付くことがあります。それは、検索されたキーワードの中でビッグワードの比率はそこまで高くなく、逆にその他の部分では1%以下のキーワードがたくさん並んでいるということです。

これは昨年秋頃から話題になっている「ロングテール」が、SEMの世界でも現れているということになります。

ロングテールとは、なんでしょうか。これはいわゆる「ニッチマーケティング」の考え方です。

当初のITビジネスは、たくさんの人が要望している事柄に対してサービスが成り立ってきました。しかし現在では、ユーザーの細かい要望を拾っていくだけでも大きな市場があります。例えば、CDショップで売れているのはランキングに入っているようなCDばかりではありません。多種多様のCDが並び、多種多様のCDが売れています。売上枚数の多い方からグラフにしてみると、そのグラフはゆるやかに減っていくのではなく、あるところで急降下し、その後猫のしっぽのように細く長く伸び始めます。これが、ロングテールの正体です。

そのあまりにも長いしっぽをうまく取り込むことができれば、胴体と同じかそれ以上のお客さんを誘導することが可能になるため、現在、非常に注目されています。

さて、これをSEMの世界に置き換えると、検索キーワードがそれにあたります。ビックワードで上位表示しているけれど、とりのがしているような感じがするのはそのせいです。

現在、たった1語で検索する人は減少傾向にあります。自分の欲するものをなるべく少ない検索回数で見つけるために、限定するようなキーワードをどんどん追加して検索します。結果、ビッグワードのみで上位表示しているサイトが、ある単語を含まないせいで充分見込み客となりうるユーザーを逃してしまいます。

ビッグワードで上位表示していれば安心という大ざっぱな戦略では捉えられなくなってきているというのがSEMの現状です。逆に、SEO、リスティング広告に取り組む際、ロングテールを意識することでもっと効果的なプロモーションができるようになるのです。

2005年03月23日

Podcastingの拡がりと検索エンジン

検索エンジンは来たるべきPodcasting(を代表とするボイスブログ)の波に対応できるのだろうか。

アメリカではYahoo!もGoogleもビデオ検索を公開しているが、人間が書いたサマリーや字幕機能のために用意されている文字を検索しているようだ。Podcastでは素人が声を直接録音しているだけなので字幕なんてない。サマリーから検索するのも時代遅れな感じがする。音声をテキストに変換させる技術ってあるのだろうか・・・と思っていたらもうすでにアメリカにはそういうサービスを提供しているサイトがあった。blinkx.tvではテレビの音声をテキストに変換し、検索できるようにしている。テレビ番組の内容が検索できてしまうなんて、(技術的に難しいかどうかは分からないけど)これってものすごいことですよね。

そういえば、blinkxの検索結果は新しい順に並んでいるのだが、もしウェブ検索と同じようにアルゴリズムが関係してくるとしたら、声のデータもマークアップされるのだろうか。(強い感じで読んでいるところは重要、とか?)そうなると、うまく抑揚をつけて、整頓してしゃべれる人の語り口が検索エンジンからは好かれるということになり、ウェブの世界でも、リアルの世界でも、論文の形式が最も素晴らしいということになるのだろうか。SEOはウェブサイトの構成をある程度制限してしまうだけでなく、既に「会社や商品の名前の付け方」などリアルの世界にも影響を及ぼしているが、ついには人間のしゃべり方まで変えてしまうのだろうか・・・?

などと考えすぎてしまったが、こういうことにならないようにGoogleのPageRankに代表される「人気度を測るシステム」の性能が上がっていく可能性がある。そのうち、クールなFlashサイトが検索結果に現れるようになるかもしれない。