01/21/2007, 23:54 | Category: ECO
“怖いのは無知ではなく、知っていると錯覚すること”
「不都合な真実」はこんな出だしから始まったのである。
本当にその通りだ。

というわけで、日本テトラパックさんに敬意を表する形で、先ほど行ってきました六本木ヒルズ。
アル・ゴア氏のプレゼンがうますぎて、内容は大体分かっていたのも手伝って私にとってはプレゼン勉強会みたいになっていましたが、最後の締めが、人類(特にアメリカ国民)に対する深い愛情、環境危機に関する本気度を強く感じて胸がつまりました。日曜の夜9時を過ぎた最終回にもかかわらず会場は満席。たくさんの方の意識が地球に向いている瞬間に立会い、「そう、私こういうことを誰かにやって欲しかったんだ」と思ったら、嬉しくて泣けました。
「温暖化の原因 = 二酸化炭素」ということに対しては懐疑的な立場の人もいて、わたし自身どの説を信じるべきか迷っていましたが、地球全体でさらにこの映画が公開されていって、この映画の内容が共通の認識となっていくのであれば、この説にしっかり乗っかっていくべきですね。
映画の後、後ろのカップルが、「とりあえずケンカをしないことだね、熱くなるから」なんて言ってたのがリアルで非常に良かった。
Technorati 1/19の注目の話題にもなっているみたいだし、たくさんの方が見てくれるといいと思う。
見た方がいれば、感想をぜひ聞かせてください。
不都合な真実 オフィシャルサイト
11/26/2006, 12:16 | Category: ECO
10/15に開催された第1回eco検定を受験していたのですが、25日に合否の通知書が届いていました。
結果は合格!!これで晴れてeco検定有資格者となりましたー!やったー。
100点中合格ラインは70点なのですが、合格率は80.1%だったそうです。高いですよね。
簡単な内容ではなかったように思います。軽い気持ちで受けても簡単に受かる内容ではありません。
なので、本気で取り組まれる方が多かったのかもしれませんね。
mixiの「eco検定」コミュニティでは、この検定自体が環境に及ぼす影響についても議論がされているほどでした。
環境問題は取り返しのつかない状況に入ろうとしています。デジパのエコチームでは「Think Global, Act Local.」を標語として地球村環境課というウェブサイトも運営していますが、Act Localだけでは焼け石に水なのではないかと気が焦ります。
知識を有するいち地球人としてどのような行動をとらなければいけないか?
できることから行動に移していこうと思います。
11/05/2006, 12:31 | Category: ECO
はっきり言って、地球は危機的状況にあると思うのだが、それにも関わらず世界的にCO2は増えているし、私の住む日本でも増え続けているという結果だ。
世界気象機関(WMO)は3日、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が2005年に世界平均で前年より2.0PPM高い379.1PPMとなり、観測史上最高を記録したと発表した。18世紀後半の産業革命当時に比べると35.4%もの上昇で、ここ10年は平均1.9PPMずつ増え続けている。CO2増加が地球温暖化に与える影響が懸念されている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061104AT1G0400204112006.html
環境省は17日、2005年度の日本の温暖化ガス排出量が13億6400万トン(二酸化炭素換算)だったと発表した。前年度と比べ0.6%増えており、1998年度から増加傾向が続いている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061017AT3S1700O17102006.html
日本の削減が進まなかった理由として環境省では厳冬の影響を挙げているが、そんなものは長期的にみれば誤差でしかなく、京都議定書の約束を果たす相対14%の削減目標達成には程遠い。さらに、京都議定書はきっかけの一つでしかないことも忘れないで欲しい。私たち日本人には、金銭的な貢献と、技術的な貢献が期待されている。発展途上国でのCO2排出量は今後ももの凄い勢いで増加するはずで、そこをほったらかしにしておくと地球の未来はないに等しい。
日本での対策には、本当は「クールビズ」なんていって楽しくエコしている暇はない。「やらざるを得ない状況」を作ってしまわなければ大幅な削減は無利だろう。法の規制、中でも環境税の導入が最も有効なのだが、産業界からの反発によって進んでいない。地球が危ないのになぜお金儲けのことを考えられるのか不思議でならない……環境問題への知識不足が原因だろう。もはや、環境問題は外部不経済ではないのだから。
来週からケニアのナイロビで京都議定書の締約国会議があるようなので、私はウォームビズのことでも考えながら、環境省のお尻に火がつくことを切に願うばかりだ。
10/22/2006, 23:27 | Category: ECO
前回、地球の温度が上昇していることについてお伝えしました。
今回は、二酸化炭素増加の原因についてです。
二酸化炭素が増加した原因の一つとして、森林破壊があります。
地球の表面の約7割は海で、残りの3割が陸地です。その陸地のうちの約3割が森林で、森林のうちの半分を熱帯林が占めています。
皆さんご存知のように、森林は二酸化炭素を吸収し酸素を放出していますが、近年では、毎年約1,420万ha、本州3分の2にあたる面積の熱帯林が減少しています。
森林破壊の原因として、皆さんが真っ先に思い浮かべるのは過剰な森林伐採かと思いますが、実は一番被害が大きいのが開発途上国における計画性のない焼畑や放牧です。
この50年で開発途上国の人口は爆発的に増加しました。それまでは、一つの場所に定住しきちんと耕作をして暮らすことで充分生きていくことができましたが、人口増加により畑の耕作が追いつかず、自然の木や畑を“使い捨て”する民族が増えてしまいました。一度枯れてしまった土は同じように栄養分を蓄えた土に戻るのには1世紀近くかかるといわれています。
自然には治癒力があるため、耕作のあときちんと畑を休ませれば永久的に使えるのですが、休ませるまもなく次から次へと作物を育ててしまっているために土がくたびれてしまうのです。
森林は雨が降ると水を蓄え、徐々に蒸発させますが、緑のない土は雨を蓄えることができず、水分をすぐに蒸発させてしまいます。この違いは気候にも影響を与えます。
次に多いのが先進国による、開発途上国の過剰な森林伐採です。
木材そのものが外貨獲得手段となるために乱獲している国もありますし、開発のために森を切り開くこともあります。また、マングローブ林が急速に減少したのは、海老の養殖場のための乱開発が原因でした。
実は日本には木材が余っています。しかし、外国から輸入した方が安いという理由でたくさんの木材が開発途上国から輸入されています。日本の林野庁にはあまりお金が入ってこず、森林の管理が満足にできていない状況です。
つまり木材に関して言えば、私たちが木を使った製品を購入するときは、多少高くとも国産の木材を使ったものを選んだ方がよく、割り箸に関していえば、「マイ箸」を使うのもいいですが、国産の木材で作った割り箸を購入することも、世界の森林を守り日本からもたくさんの酸素を出すことができるのです。
但しそうなると木材やエビを外貨獲得手段としていた途上国が食べていけなくなります。
とどのつまり、開発途上国の貧困、急激な人口増加が森林破壊の根本の原因と言えます。環境問題が解決しにくい問題であることがお分かりいただけるかと思います。
また、森林破壊の原因には「酸性雨」による影響もあります。
酸性雨というのは、自動車の排気ガスや工場の煙に含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物が雨に溶け込んで地上に降ってくる減少のことを言います。酸性雨は森林そのものを枯らしてしまうほかに、土壌をも酸化させてしまいます。
酸性雨は、森林破壊の原因であり、間接的に地球温暖化の原因でもあるのです。さらに、自動車の排気ガスや工場の煙は、二酸化炭素を排出しているということと、酸性雨の原因を作り出しているということという、二つの経路から地球への悪影響をもたらしています。
では、私たちができること、しなければいけないこととは何なのでしょうか。
次に続きます。
10/15/2006, 21:06 | Category: ECO
検索エンジンとは全く関係のないことなのですが、環境問題を勉強していて一刻も早く伝えたいことがあったのでここに記します。
環境問題で今最も緊急度が高いと思われるのが地球温暖化の問題です。
地球温暖化とは、大気中で地球の温度を保つ働きを持つ物質(総じて「温室効果ガス」と呼ばれます)の濃度が高くなることにより、地球の温度が上昇し、海面水位の上昇や異常気象の増加が引き起こされるという問題です。
(たまにオゾン層の破壊が温暖化の直接の原因だと思っている人がいますが、それは間違いです。)
大気中で温室効果ガスと呼ばれるものには
などがありますが、この中で一番温暖化に結びついているのは水蒸気であると言われています。
しかし、大気中の水蒸気の量を制御することは現時点では非常に困難であることから、大気中を占める割合の多い二酸化炭素を削減することが地球温暖化対策のメインとして位置づけられています。
大気中の二酸化炭素は、産業革命を境にその量が激増しました。
産業革命以前は280ppmであったのに対し、2000年には368ppmにまで増加。
これにより、気象庁の発表によると、地球全体の平均気温は産業革命前と比べ約0.6℃上昇してしまいました。日本全体では、この100年で約1℃上昇しています。
気象庁 - 世界の年平均地上気温の平年差の経年変化(1891~2005年)
気象庁 - 日本の年平均地上気温の平年差の経年変化(1898~2005年)
さらに、今後100年では地球の平均地上気温は1990年から2100年までの間に最大5.8℃も(!)上昇すると予測されています。
全球平均値が全球気候モデルによる応答値と同じようになるように調整された簡易モデルで求められた1990年から2100年までの全球平均地上気温の上昇は,IPCC(2001)によると,1.4℃-5.8℃である。この値はIPCC(1996)による1.0℃-3.5℃よりも大きいが,これは主として,IPCC(2001)で採用したシナリオで,冷却効果を持つ硫黄酸化物の予測排出量が減少したこと及び温室効果ガスが増加する高成長シナリオを含んだことによる。
気象庁 - IPCC第三次評価報告書の要約(気象庁訳)
これまでの100年で1℃上がり、小さな島が水没しそうになったり、台風の威力が増して死傷者を多く出すようになってしまいましたが、さらにこれからの100年で最大5.6℃上がる可能性があるとなると、地球は一体どうなってしまうのか……。
次回に続きます。