CJIC 2005 Autumn レポート
11/25/2005, 18:31 | Category: イベント
先日、CNET主催のカンファレンスに参加しました。
「CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn -次世代ウェブの検索サービスを探る-」というものです。
簡単ですが概要をレポートしたいと思います。
「電話では3分だったやりとりが、メッセンジャーだと10分。」 - 米Microsoft デリック・コーネル氏
今後はウェブサイトに訪れてもらったことの他に、どれくらい滞在してもらったかということを気にしなければならなくなる。
こう数字を出されると、コミュニケーションを取る時間自体が増えているのかなぁと感じますね。
「10の青いリンクからの成長」 - 米Ask Jeeves ダニエル・リード氏
ユーザーが欲しているものに対する答えを出すためには、10個のリンクでは不充分なのではないだろうか、という見解ですね。
その為にAskでは一発検索や専門検索に力を入れていきたいそうだ。
「ここにいらっしゃる方々の中には
携帯で検索なんて、使う人いるの?と思っている方が大半だと思います」 - モバイル検索のパネルディスカッションにて
それもそのはず、現状でモバイル検索のメインユーザーは10代後半の学生たちなのだそうです。
パネリストはgoo、BIGLOBE、MSN、Yahoo!、ライブドア、infoseekのみなさん。
モバイルといったらこういう面子になるんですね。
iモードなど携帯を使ってインターネットのようなことをするのは今はじまったことでは全くないのはご存じの通りですが
ここ最近盛り上がってきている大きな理由として、パケット定額制が導入され始めていることが挙げらます。
属性としては10代後半が大きな割合を占めており、特徴的なのは女性が比較的多く、夜中の1時2時のアクセスが多いということ。
検索ワードはエンターテインメント系が多く、人名、映画名などピンポイントのものが目立っているそうだ。
今後のモバイル検索の課題としては、検索結果の精度が挙げられた。
PC向けのサイトと比べてページやサイト全体のボリュームが小さいので関連性の重み付けが難しいのと
リンク構造が確立されていないのでPageRankのようなものが使えないというのが問題とか。
精度を上げるの、難しそうですね。
今後携帯コンテンツとして発展していくのは、
PCが活躍できない場面で利用されるサービスだろうということで
・路線、地図との連携
・移動中などのひまつぶし
などが挙げられた。
「ビジネスエクスプレスを利用することでSEOに効果が」 - ヤフー 井上俊一氏
Yahoo!カテゴリーは12月にリニューアル予定とのこと。
履歴を出したり、YSTを利用して人気度調査し、それを表示の順序に反映させるようです。
「サーチはいつまでもBeta」
人々の欲求は常に変わっていくから、検索結果も常に改善していていかなければならない。
しかし改善の結果をどのように評価しているのか?
その基準となるのが「RCFPT」。
Relevancy 関連性
Comprehensiveness 網羅性
Freshness 新鮮度
Presentation 使いやすさ
Trust 信頼
今の検索に足りないものとして
ディスカバリー・リカバリーを補助したいという希望があるそうだ。
ディスカバリー(発見)を補うものとして関連検索ワードの表示はすでに行われている。
リカバリー(回復)を補うものとしては、検索履歴のようなものをやっていきたいとのこと。
また、インデクスやランキングに関するフィードバックをもっと受けたいそうだ。
今後の流れとしてこんなこともお話ししていた。
ヘッドコンテンツから、テールコンテンツへ。
PV・UUから、滞在時間・満足度へ。
Sticknessから、シンジケーションへ。
大きな広告媒体から、Small Publisherへ。
「検索サイトではみな、自分の欲しいものを書いたプラカードを持って歩いている」 - オーバーチュア 泉浩人氏
インターネットが普及して、情報の量が爆発的に増えたことによって、マスが小さくなっていっている。
ナノマーケティングを制するものがオーバーチュアを制す!というような内容でした。
「NTTのgooになります」 - NTTレゾナント 国枝学氏
gooの運営会社は名前も位置的なものも時代とともに変わってきましたが、とうとう運営会社が直属になりますね。
「AIDMA から AISCEAS」
Attention 注意
Interest 興味
Search 検索
Comparison 比較
Examination 検討
Action 購買
Share 共有
口コミに代表される、比較・シェアという文化がネットでの消費行動の大きな特徴と言えますね。
gooは、ユーザーの欲望・消費に関するソリューションを全て提供していきたいそうだ。
「疑問を感じたら、テレパシーで答えが返ってくるような世界を」 - Google
ラリーペイジはいつもこう言っているそうだ。
「誰かが何かを疑問に思ったとき、世界中の知識の中からの答えを一瞬にしてテレパシーで送るような世界を作りたい」と。
「これを実現するのはすごく難しいのかもしれませんが」と、インターナショナルプロダクトマネージャーのアンジェラ・リー氏。
グーグルは約110カ国語に対応しているのだそうだ。
その中には何千人しか使っていないような言語もあるそうで
「Translate Volunteer」と呼ばれる多数のボランティアの方々が働いているそうだ。
集会の場では、「このスラングはどうやって訳したらいいかなぁ?」などと相談し合ってるとのこと。
つまり、これからのGoogleは、言語の壁を取り除くこと、つまりは機械翻訳の強化に力を注ぎたいそうだ。
また、linuxがオープンソースじゃなかったらGoogleは生まれていなかったかも。という話もあった。
なのでGoogleは、優れたソースを公開している機関に寄付をしているそうです。
以上、駆け足でしたが
全てが一人一人にマッチするものへ変化していくのかなという動きと
携帯に対するモチベーションを感じた一日でした。
詳しくは、こちら
CNET
www watch - CNETカンファレンスレポート









0 Comment(s)
コメントする