アクセス解析カンファレンス レポート

特に自分のお客さんにどれかを勧めようというわけではなかったのですが
アクセス解析ソフトについて全体的に把握してみようと思ったのと
いろんなアクセス解析ソフトで一つのサイトを解析してみようという試みが面白いなぁということで
「アクセス解析カンファレンス」に参加してきました。
簡単ですがレポートしたいと思います。

まずアクセス解析には大きく分けて二つあります。
サーバーが勝手に蓄積しているログを解析する「サーバーログ型」
解析するためにログを生成して解析する「Webビーコン型」
同じサイトを解析したときにPVやUUに大きく差が出てくるのはこの違いが一番大きいです。

というのもサーバーログ型では、検索エンジンのロボットやサイバー攻撃もカウントするため、値が大きめに出るのです。
逆にいうとこれ以外に大きな差はありません。
これ以外の微妙な差は、ソフトごとのデフォルト設定や数え方の違いです。

特に微妙な違いがあったのがユニークユーザの捉え方です。
IPとブラウザバージョンのセットで一人と数えるところもあれば、クッキーを発行してカウントするところもあり、また「ユニークユーザ」ではなく「ユニークブラウザ」と呼ぶところもあり。今の技術では完璧に一人を一人と数えることは不可能なのでユニークブラウザ、という言葉のほうが実際に近いですよね。

ちなみにうちの会社で提供しているビーコン型アクセス解析「デジログ」は、クッキーを発行してカウントする方法をとっており、30日以内の再アクセスはユニークユーザとカウントされません。
サイトカタリストでは解析する範囲によって再アクセスと捉える期間が変わるそうです。

さて比較してみて、特にコレだなぁというのはありませんでしたが特徴はつかめました。

サーバログ型のメリット
1, (ログが残っていれば)過去のアクセス解析もできる
2, 検索クローラーの巡回タイミングが分かる

ビーコン型のメリット
1, クローラー、サイバー攻撃などの実際に閲覧されていないアクセスをほぼ完全に除外できる
2, 訪問者のブラウザの情報などが分かる

殆どのアクセス解析企業があまり関心を示していなかった「RSS」の解析についてはサーバログ型でないとできないですが、ビーコン型のアクセス解析の中にはプラグインを入れればRSSも解析できるというものもあるそうです。
また、ブックマークされた数はいまだハッキリと出せるようなソフトはないそうです。

質疑応答の時間があれば各社のGoogle Analyticsに対する所見を聞くことができたのですが、
時間の関係で叶いませんでした。
それだけが残念でしたが、全体の動向がつかめたので非常に面白いイベントでした。

本当のユニークユーザが分かるようになるためには、
インターネットを閲覧する際に個人個人のIDをブラウザに渡す必要があると思うので
これは、すぐには無理だろうなぁ。

どのような数字なのかということを把握して適切に使うことが、現時点でしなければならないことなんですね。


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