オーバーチュア、キーワードアドバイスツールの提供を終了

5/27、オーバーチュアが、キーワードアドバイスツール(以下、KAT)の提供を終了することを発表しました。

オーバーチュアの新管理画面がお披露目されたとき、KAT或いはそれと同様のツールがないことに気づいて先行きの不安を感じていた方も少なくないのではないでしょうか。私もキーワード選定の際にはかなりの部分で依存していただけに、慣れるまで大変かもしれません。

しかし、KATには問題もありました。このツールは、提供するオーバーチュア以外の人間が簡単に月間検索数を変えることができるシステムだったということです。実際そのようなことは行われていたように思います。例えば半年程前には、異常なほど「転職+○○区」のキーワードの検索数が跳ね上がっていた月がありましたし、最近では、Yahoo!の関連検索ワードの部分に故意に好きなキーワードを表示させるための手法が一部で流行り、それの余波がKATのデータを汚していたりしました。KATのデータを元にSEM戦略を立てている企業が少なくない中、この基本データ自体を捏造してしまうことがどのくらいの影響を生み出すかは説明するまでもないでしょう。それくらいKATのデータはとても危なっかしいものであったのです。

さて、じゃあどうしたらいいのかということですが、KATの他にもいろいろ使えるデータはあるけれど、一番有効なのは、マーケティングを兼ねていろいろなキーワードでリスティング広告の出稿をしてみて、結果をじっくり解析することかなと思います。あとは地味ですが、「どんなキーワードで検索しましたか?」みたいな利用者アンケートが意外と効果を発揮しそうな予感がします。

KATへの不信感を募らせながらも、その便利さに負けて利用してきたので、今回の提供終了はある意味でキーワードの深み、SEMの深みを再認識する良い機会になるのではないでしょうか。


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