わざと埋もれてみる

SEOという考え方が生まれてから、サイト名や会社名、サービス名などの名前をつけるときには上位表示させたいキーワードを含ませるのが一般的になった。例えば、SEOの会社だったら、「株式会社SEO」みたいな名前が一番有利とされた。しかし、関連検索ワード(※)の登場によってそれも覆されるときがきたのかもしれない。

それは、わざと「埋もれる」キーワードを選んでみようというアイデアである。例えば、自動車保険の商品名が、「アップル」だったとする。自動車保険「アップル」のサイトを探しているユーザーは、「アップル」と検索してもiPodや中古車が出てきてしまうので、次に「アップル 自動車保険」と検索するだろう。そのようなユーザーが集まると、「自動車保険」と検索したときに、関連検索ワードに「アップル 自動車保険」が出てくるようになる。

もちろんこれを成功させるには「自動車保険アップル」自体の知名度も必要なわけだが、うまくユーザーをこのサイクルに乗せれば、「自動車保険」という難しいキーワードでポジショニングの競争することもなく、目立つ箇所に自社のサイトへ誘導させるリンクを表示させることができるというわけだ。

関連検索ワード表示のような一見微細に思える表示変更でも、検索ユーザーの動きは少しずつ変化していて、そこに突破口がある気がする。


※関連検索ワードとは、前日の検索クエリを元に、現在検索しているキーワードを含む別のキーワードを提案するという機能である。Yahoo!JAPANでも、Googleでも同じようなものが表示されている。

▽Yahoo! JAPAN
yahoo-kanren.jpg

▽Google
google_kanren.jpg


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