宮本茂、そして手ぬぐい

私が初めて「検索されるタイトルをつけよう」と思ったのはヤフオクに何かを出品しようと思ったときだったと思う。
何を売っていたのか今となっては思い出せないが、ヤフオクの検索では当時、タイトル部分か説明文にキーワードが合致しないと検索結果に表示されなかったので、クリエイティビティは排除し、本当に「よく使われてそうなキーワード」を含めるように努力した覚えがある。

例えば「スーパーマリオブラザーズ3」をオークションに出品したとすると、
「宮本茂によるテレビゲーム至上に残る不朽の名作!私のお気に入りの一本」
なんていうタイトルだと、誰の検索にも引っかからない。引っかかったとしてもかなりの少人数による競り合いとなるために安い金額で取引する羽目になるだろう。
「SF、スーパーマリオブラザーズ3、中古、説明書付き」
こっちの方が優秀なタイトルなのだ。

今その「検索」の世界はずっと広がり、私がヤフオク出品時に考えていたことを、誰もが考えなければならなくなった。
例えば青山にある美容院なら、美容院の名前は「青山の美容院」がベストだ。
サイトを自動でSEOするソフトがあるなら、その名前は「自動SEOソフト」がよいだろう。
手ぬぐいを売る会社なら、「株式会社手ぬぐい」という名前がいいのだ。

非常に味気ない。

検索エンジンの影響力が増すにつれ、味気ないネーミングやタイトリングが必須となってくる。
どうにかならないものかなぁ。

参照:
検索エンジンが課す「ニュースヘッドライン」の制約
「サーチエンジン最適化遊び」のススメ


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